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(写真展開催)

海外の写真サイト「LensCulture」にて作品を公開しています。

特集記事
Ways of Seeing: On the Streets or from Your Kitchen Window(written by Jim Casper)


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(ホームページ)
Hajime Inomata Photography

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February 04, 2017

伝えるということ

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「伝えること」と「怒ること」は別だと思うのです。
でも、それが一緒になっている人をよく見かけます。
病院の診察なんていうものは、
半日は拘束されるものと思っているんですが
お見かけした年配の男性は
ご自身の診察前に受けるべき
諸々の検査に想像以上に時間がかかったためご立腹のようで
検査に必要な時間を事前に知らせるべきだと受付の女性に滔々とお説教。
おっしゃることはわからなくもないですが、
ただ、場所は病院で、様々な方が来る場所。
検査や診察も立て込むことがあるでしょうし、
計ったようにはいかないのが常。
よかれと思ってご指導されていたと思うのですが、
なんだか、そういう伝え方では、
ちょっと、どうかな?と思った週末の昼下がりの話。
オチはありません。
悪しからず。

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January 21, 2017

見えるということ

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港から沖へ10分。
エンジンを止めても、しばらく惰性で船は進む。
波はその推力を徐々に奪い、潮の流れのまま、辺りを揺蕩う。
ライトを消し、陸を振り返る。
小さな光の一つ一つに営みがある。
かすかな風の音と船体で砕ける波の音だけが響く。
背後には広く、深い海。
無限とも言える広がりが、背中に張り付いている闇の中にある。
すぐ隣にあるのに、その存在すら忘れている。

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January 17, 2017

展示について

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写真の展示というのはなかなか難しい。
大きくすればいいものではないし、たくさん並べればいいものでもない。
写真自体の面白さはもちろん、出力する紙の種類。
写真の大きさと空間とのバランスも大事だし、照明の設定も考えないといけないし。

自分の直近の個展は2015年3月の写真展。
ただ、同じ年の2015年10月に横浜で色々な先生からレビューを受ける機会があった。
写真はレビューを受けた際の自分の写真の展示状況。

メンバーの中には、細江英公先生がいらした。
その時にいただいたコメントを録音し、文字に起こしていたのを思い出し、見返した。
文字を追うと、細江先生の視線と声をしっかり思い出す。
あれはあれでかなり勇気が必要だったけれども、よい経験だった。
以下、もしご興味があれば。

***

※細江 英公(写真家・清里フォトアートミュージアム館長)
写真一枚一枚にかなりおもしろいものもあるし。
まったく見てもしょうがないものもある。
こういう見せ方も一つの見せ方であると思う。
本当に面白いかどうか。
本人が見て感動して、涙が出るくらい面白ければなら続けるべき。
やってみてそうでもないなら、やらないほうがよい。
余分な部分がありすぎるか。
これも一つの表現だとは思う。
この表現の仕方が、あなたの考える的確な何か、心を打つ、驚きを与えるとか、
世界というものはこういうものなんだという思想的な背景となっているかだと思う。
見るほうが見ると、ああ、おもしろそうなのもあるけど、なんかつまんないなと終わっちゃう。
見るほうは親切じゃない。思っているほど好意的ではない。
場所がこれだけあれば、もっといろんなことできると思う人もいる。
こんなにたくさんあれば 5点で最高にいいものでやればいいのではと言う人もいる。
これも一つの表現であるとは思うが、必ずしも成功しているとは言い切れない。
来年、再来年、何100枚かを同じものを人に委ねてやってみるのも表現かもしれない。
あなたはどう並べるか、見る人とのコミュニケーションが成り立つかもしれない。
面白くない、と通り過ぎる人が10人中5人以上いたら見せるほうはたまらないよね。
どんな風にお感じになるかを見る人に聞いてみるといい。
テープレコーダーに録音しておく。
見せる、見せられるという関係について
何かイベントを作ってみるというのも展覧会の表現の仕方かもしれない。
この展示を100%肯定する、100%否定するというわけではない。
ここから始まるということにしたらいい。
もう少し一つ一つの作品をおもしろく。
一つ一つが大傑作。
もったいない、この一枚を飾ればいいのにと思わせるくらいのものを作って欲しい。
この実験はあなたにとってとても大事なこと。
みる人には多少迷惑を与えているけど。
一つ一つ見る必要があるものなのかなと思わせる工夫を。
でも作家はかなり自己本位的なところがあるものだからやりたければこれをやればいい。
そのうちにまたやったかと見てくれない人が増えるとさみしいでしょう。
格闘をしながらやれる場を与えてくれたことを喜んでほしい。
この中にこれはと思うものにピンを打ってもらうなど、見る人との会話を作り出すような展示。
見る人たちの側に立ってみること。
イベントとして、ハプニングとして面白みのある方法を考えるとこのような展示が更に活きるような気がします。

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January 15, 2017

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大前提として、写真には色々な楽しみ方がある。
だから本当にどうでもいい戯言なんだけど、ずっと気になっていたので、備忘録的な雑文。

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January 08, 2017

新年あけましておめでとうございます

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今年もどうぞよろしくお願いいたします

***

おとなしく生きているつもりですが、時々訪れるその振れに驚く時があります。

「人間がこんなに哀しいのに 主よ 海があまりに碧いのです」

遠藤周作が出津文化村内「沈黙の碑」に寄せた一文。
年末年始、この一文が心に染みました。

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December 23, 2016

行く河

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行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。
世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。

***

鴨長明の方丈記の冒頭。
ちょっと前にもこのクダリが好きだなんて書いた覚えがあるんですが、
これに思い当たるようなことが、ここわずか数日の間に幾つかありました。

急な話で心から寂しくもあり、
人が生きているのだから、仕方ない時もあるのかもしれないと思うこともあり。
なんにしても、すべての人が、今よりよい流れに乗って欲しいなと思うのであります。

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December 09, 2016

エプサイトのホームページで紹介していただきました!

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EPSONのエプサイトホームページ

エプサイトのホームページで、公募展の選考についての様子や
選考委員の先生のコメントを紹介していただいています。
まだ1年近く先の写真展ですが、こうして早々に情報提供していただけると
どこかのだれかの目にとまるチャンスがあるかもしれません。
本当にありがたいです。

自分の撮る写真は誰でも撮れるようで、そう簡単でもない。
ある意味、よくわからない自信は前からありました。
じゃあ何が違うのかというと、
言葉での説明はなかなか難しくて、そのあたりの機微を感じ取ってくれたのはごくわずか。
片手に収まるくらいの人しかいなかった。

思いのままに撮った写真で
写真展ができるっていうのは本当に気持ちがいい!!!

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December 06, 2016

感謝

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とてもいいことがありました。
少なくとも向こう数年は日の目を見ることはないだろうと思われた作品を
面白いカタチで、たくさんの方に鑑賞してもらえることになりそうです。
自分で言うのもなんですが、この写真は本当にカッコイイのです!
なんといっても、場所が最高!
多分この写真はそこでしかありえないと思っていました。
コーヒーを飲みながら、最高のオーディオでジャズが聴けるという。。。
まだ、準備の段階なので、もう少しハッキリしたらしっかりアナウンスします!

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November 24, 2016

大涌谷

Hakone


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November 18, 2016

写真展@epSITE

Yakann

EPSONが運営するエプサイトギャラリー公募展で自分の作品を選考していただきました。

しばらく先になりますが、平成29年4月〜9月のどこかで、
新宿のエプサイトギャラリーで個展を開催いたします。
2013年のキヤノンギャラリー、2015年のペンタックスリコーギャラリー、2017年のエプサイト。ということで、自身3度目の個展です。
公募展の場合、プロアマは関係なしで応募された中での選考となるので
毎回、かなりハードルが高く、何度となく苦渋を舐めてきました。
気に入った作品を送りこんで、落選するのは結構堪えるもんです。
ですが、今回は幸運なことに、「スポットライト制度」の対象に選考していただきました。
スポットライト制度というのは・・・
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新たな表現への挑戦や作品発表に対する熱意をサポートすべく、展覧会の開催を支援する制度です。
公募により開催が決定した展覧会から、最大で2つの展覧会が対象となります
選考された展覧会について、エプサイトが額装に関わる一定の費用を負担いたします
対象となる展覧会は、外部の識者を招いたエプサイトギャラリー運営委員会にて選考いたします
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ということだそうで、大変ありがたい制度。
EPSONのサイトによると外部の識者は、
写真家の北島敬三さんと、フォトキュレーターの小高美穂さんとのことで、
いずれも写真界では署名な方。
大変恐れ多いですが、選んでいただいたからには本気でやります。
ハンパにはしたくない。
実は写真展の構想はあらかた出来ています。
頭の中のプランをどこまで会場で再現できるか。
そんなことにしばらく時間を費やそうと思っています。

今回は写真展のタイトルも完全に決めています。


「something-invisible」


どうぞよろしくおねがいします。
詳細な内容が決まりましたら、またご案内いたします。
ではではみなさまよい週末を。

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