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February 11, 2010

World's End

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EOS5DMarkⅡ

ワールズ・エンド(世界の果て)

ポール・セローの短編集を読みました。
写真のタイトルはその一つから。
イギリスに実際そういう名前の土地があるそうです。

登場人物たちが新天地に
赴いた先で経験するさまざまな苦悩や葛藤が題材になっていると思われます。

仔細な内容はともかく、すべての短編を通じて言えるのは
読み終わった後に、すごく無情な感じで放り出される感覚です。
この先この人はどうなってしまうのだろうとか、
この人これでよかったのかとか・・・
とにかく放りだされる。
で、読んでいた自分としては考えざるを得ない。
多分、どんな本でもそういう感覚はあるのでしょうが、
この本でのセローの作品は短編ですから、
ものすごい短い間でグッと惹きつけられてパッと放される。
そんな感覚が続きます。
そこら辺りに作家としての技量を感じることができるのではと思います。

何か似た感覚をどこかで感じたよなぁと思い、思い出してみると、
ものすごく素晴らしい写真を見たときにこの人たちは
この後どうしているんだろうとか、感じる感覚に似ています。
写真としてその一瞬の出来事に感動をしながら
その後のその人たちについてまで思いをめぐらされるような感じです。

機会があればぜひ。

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