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January 11, 2011

いらないもの:(読み物)写真展巡り その2

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GRDigitalⅢ

いくら面白い写真が撮りたいからと言っても
写真の赤いイスを捨てたのは自分ではありません☆

そうそう、この川、渋谷駅の近くに流れている川で、
写真家の畠山直哉さんがこの川を題材に写真集を作っています。

さて、写真展巡りの続き。

個人的には昨日ご紹介した中藤さんのところに伺って
希望で胸がいっぱいになってしまったんですが、この二つもどうしても外せないところ。

②マグナム・フォト東京支社創設20周年記念写真展「50の情熱」

マグナム・フォトという写真家の集団は、
過去の写真家の歴史を紐解いてみようかなと思うと、
まず間違いなく最初にガツンとぶつかる集団です。

名前もカッコいいですね☆
なんせ”マグナム”ですから。
”南部式”とか”種子島”じゃあそうはいかない。

【マグナム・フォトとは】
1947年、ロバート・キャパ(ハンガリー生)の発案で、アンリ・カルティエ=ブレッソン(フランス人)、ジョージ・ロジャー(イギリス人)、デビッド・シーモア("シム"・ポーランド人)らが創設した写真家の集団。写真家の権利と自由を守り、主張することが目的とされ、以降、様々な国籍の優秀な写真家たちが集まり、会員自らが出資して運営を続けている。
MAGNUM PHOTOS

ということで、20世紀の半ばころに、
写真家は写真家が撮った写真を雑誌や新聞の編集者に提供していたのですが
不要なキャプションや過剰なトリミングなどで、
写真家が撮った写真を勝手に加工されて、世に出されてしまうことが多かったそうです。

それに異を唱えるために、集まった世界中の写真家たちによる集団です。

ロバートキャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソンなど
写真の歴史的にも、ものすごい有名な写真家によって立ち上げられた集団ですから

”いれて~☆”

っていっても入れません。
いくらお金を払っても。

ものすごい厳しい審査があるようです。

そういう写真家集団の写真展ですから、一見の価値ありだと思います。
展示の内容は多岐に及んでいます。報道写真や風景写真のようなもの等々。
カテゴリーではくくれませんが、力のある写真が多かったと感じました。
かなりたくさんのお客さんがいらっしゃいました☆

③中平卓馬写真展 「Documentary」

ここ数日の写真関連のtwitterで、
この写真展に関する
ものすごい数のツイートの数でもわかりますが、
機会があれば一度行っておくといいと思います。

そもそも、中平卓馬ってどんな人っていうと、こんな人です。

もう少し、自分が認識している範囲で言うと、
森山大道さんと20代のころから親交があり、
森山さんの著書の中にも何度も中平さんの話題が出てきます。
写真の撮り方やプリントは森山さんが教えたそうです。確か。

森山さんをして、中平はライバルである。。。
なんていう記述も見たような、見ないような・・・。

若いころはお二人とも
神奈川県の逗子市に住んでいたというのも親交を深める一つの理由だったようです。
まだ全然世の中に名前が売れていなくて暇だったようで
毎日のように写真雑誌を持ち寄って、逗子や長者が崎なんかの海辺で
二人でそこに載っている写真家の悪口を言いあっていたそうです(笑)。

当時の写真家さんはそのころ加熱していた
70年代の学生運動と連携して創作活動をされていた方も多かったようで
中平さんもそんな中の一人と認識しています。

ただ中平さん。アルコール中毒で倒れられてしまい、一部障害を負ってしまいます。

しかし、貪欲に写真の創作活動を続けられ今日に至っている。。。ってのが自分の認識です。

あと、中平さんは90mmの単焦点レンズしか使わない。。。
なんて話も聞いたことがあるようなないような。。。

中平さんの撮るようなスナップ写真の部類で90mmって結構使いづらい気もしますが
その辺一つこだわりがあって、なかなかカッコいいです。

さて、展示。

ものすごい数の縦位置の展示が現在取り組んでいる作品で、
中平さんの気になったものをとにかくたくさん撮っているっていうのがわかります。
ただ、撮っているものは多いのですが、散漫な感じはしません。
多分、中平さんの興味のあるものの世界観が、
一定しているからなのかもしれないと感じました。

そして、若いころのモノクロ作品もあります。
これが、ラフモノクロームの海外で撮った作品でこれはこれでものすごくカッコいい。
プリント技術なんかを森山さんから教わったなんて話もこれを見ると一目瞭然です。

結構な数のお客さんがいました。
帰りの電車で、twitterをみていると、中平さん本人が会場にいらしたようで
時間的には自分が会場を出た直後とわかり、非常に残念でした。

70歳くらいの方が撮る写真にはやはり思えません。
こちらも一見の価値ありです。

と、いうわけで、個人的にはこれは見た方がいい!
って感じた写真展が都内のそこかしこで開催されていますので
ご都合の付く方は是非是非☆

で、実はあと一か所行きたい写真展があるんだけど、行けてない・・・。今月中かぁ・・・。

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