交差点/用賀
カメラっていうのは写真を撮る機械なわけです。
で、写真というのは、真を写すと書くものの、2、3日前の記事にも書いたとおりで、
個人的には一枚の写真というのは、見た目以上に多くの情報を持っていて、
しかも真のみが写るものではないものだと解釈しています。
じゃあ、何故、写真を撮りつづけているのかというと、褒められたいとか、賞を取りたいとか、個展をしたいとか・・・
確かにそういうものも理由にはなり得るとは思いますし、
ちょっと前までそんなふうに思ってもいましたが
それが写真をやりたい決定的な理由なのかというとそうではないと思います。
写真の持つ力を考えると、理由としてなんだかあまりにも浅いと思うのです。
賞を取れたら、個展を開いたら終わり。。っていうものじゃあないんです。
写真という手段を使って、某かの表現をすることができるのではないかと思えてきた今日この頃。
個人の美的趣向をお披露目するようなことではなく、社会的な問題なんかと絡めて表現が出来るんじゃないかと。
本来の写真が持つ特性を考えれば、写真というのは社会と関わる何かを表現するのに最適な手段だと言えるような気がします。
でも、頭でっかちになっても仕方ないので、今までどおり、写真を撮っていこうというところ。
そこから見えるものがあるんだと信じて、地味に撮り続けている次第なのです。
ゴールなんてものはなく、コツコツと作り上げていくものだと思えてきました。
頭の中で考えていることは、写真に関連することについて、
もっとラディカルな意見もあるのですが、あまりに過激すぎるので、
まろやかな内容に限定して仕上げてみました。
とりあえず、今日のところはこの辺で。
The comments to this entry are closed.
Comments