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GRDigitalⅣ
いろいろ書いたのですが、行動が伴わないと仕方ないので地道にがんばります。
自分のことを棚に上げてですが、写真好きはおしゃべり好きな方が多い気がします。
もう少し言ってしまうと、言葉で何でも表現できると思い込んでいる人が多いような気がします。
自分に言語力がないからかもしれませんが、
個人的には、言葉っていうのはとても不完全で危ういもの以外のナニモノでもないんではないかと。
さて、そんなことを日々考えていたのですが、
GWに行った鎌倉文学館の展示にあった、柳美里さんの作品の引用に目が止まりました。
自分が言いたいことってこういうイメージなのかもしれないと思えたのでご紹介。
言葉はなんと無力なのだろう。
なぜ殺してはいけないのかを話すことは、空とは何かを幼児に説明しようとするのと同じではないか。
信じるという言葉は蜃気楼に似ている。
目で見ることはできるが、そこに浮かんだ建物や草木にはふれることができず、どんなにのどが渇いていてもオアシスの水は飲むことができない。
柳美里:ゴールドラッシュより
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