意味
休日の雑感。
〇8月号の美術手帖、トーマス・ルフのインタビューにあった記載。
"作品から人が感じ取るものは、その人の文化的な背景や教養や知識、経験、個人的な視覚経験がどの程度発達しているかなどによって異なります。ですから、作品というものは、自分を映す鏡のようなものなのです。"
そのとおり。だと思いました。
〇写真と動画
家庭用のムービーカメラ。
かなり流通していて、世の中で大活躍していると思います。
そんな自分が子供のころ、当時はテープでしたが、家族のいろんな行事を録画したビデオがあります。
ですが、撮ったのはいいのですが、そう何度も見ていない。
(ウチだけでしょうか?)
ムービーを見るのは、撮ったのと同じ時間、そこに座って画面を見ていないといけない。
実はそれって、意外に面倒だったりする。
一方、ある行事で撮った”写真”を見る行為。
各々が記憶している想い出のアーカイブを一枚の写真をきっかけにして遡り、当時のことを組み立てます。
実はその行為自体が、意外に心地よく、しかも、ムービーを見るほどの時間を要しない。
恐らく数秒で十分。
いい思い出だけが浄化され、つまらないことはあまり覚えていない。
事実が正確に頭の中で再現されているのかは別として、写真を見た数秒でステキな思い出が再構築される。
だから写真が生き残っているんだなと、何となく自己完結。
〇旅行
3年前にニューヨークに行ってから、あまり遠くへ旅行に行っていません。
そろそろムズムズしてきました。
カメラを買って数年の旅行の写真を見ると、場所に撮らされてるよな、と思う写真もあったり、
変わって無いなぁと思う写真もあったりで、なかなかオモシロかったです。
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