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March 23, 2015

写真展最終日:ありがとうございました!

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本日最終日を迎えました。

前回の個展もそうでしたが、毎回タマシイが吸い取られたように力が抜けます。
何故かはわからないのですが、グッタリします。
でも、疲れたというより、長い時間温泉に浸かったような、心地よい感覚です。

最終日は穏やな晴れ。
今回の展示期間中、平日の在廊は最終日のみとなりました。
新宿だけあって、やはりお客様が多く驚きました。
ただ、日曜日とは少しばかり客層が違う気もします。
仔細の説明は避けますが、それもまた一興かなと思います。
もう1日くらい平日に在廊できたら面白かったかもしれないです。

なぜ個展をするのか。
一度個展をすれば満足するだろうと思っていました。
素晴らしい縁もあり、グループ展は何度か経験していて、
自分の写真を他の方に見てもらうこと、それに伴うフィードバックから得られる充実感は、
自分の他の趣味では得られないものだと感じていました。
個展になると会場を自分の写真だけで埋め尽くします。
その会場で写真を見て出てくる感想は、
よいものも悪いものもすべて自分に対して発信されるもの。
普段組織で働いている自分には中々得難い感覚です。
写真はどんなに自我を入れないように努めても、
自分の何かが写り込んでしまうものであると思います。
自分の何かが写り込んだ写真を介して、
ご覧頂いたみなさんの心の中に何某かの感想を持っていただくというのは、
直接お話を伺わなくても、生身の自分をさらけ出して(気持ち悪いけど)
たくさんの方とコミュニケーションさせていただいているような感覚になります。

そんな感覚を一度味わってしまうと、
写真を撮り、見ていただくという一連の表現行為を止めようとは思えなくなります。
これからも多くの方に写真を見ていただきたいと思っております。
虎視眈々と展示のチャンスを狙っていきたいと思います。
また、いいお話があればご紹介ください。

それと今回の展示中、たくさんの方から写真集は作らないのかとの質問をいただきました。
正直、作ってみたいです。
どんな形で、どんな時点で発表するのがいいのか、少し時期を伺いたいと思っています。
よいお知恵のある方がいらっしゃいましたら
こちらも相談に乗ってください。

兎にも角にも、今回の展示にいたるまで、
自分の膝の怪我や会期中のアクシデントなどあり、
その都度、リコーイメージングスクエアのスタッフの皆さんや
額装でお世話になったフレームマンの皆さんに助けていただきました。
また、写真のセレクトでは横木先生やAYPCのメンバーに
よいアドバイスをいただくことができました。

個展を作り上げるにはたくさんの方の助けが必要です。
あたりまえのことですが、そんなことに改めて気付かされた思い出深い展示となりました。

最後の最後、我が家族に深謝。

ありがとうございました。

平成27年3月23日 猪俣肇

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