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June 13, 2015

150504 術後11日目

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今日は抜糸の予定。
昨日は日曜で休みだったけれど今日はリハビリもある。
不自由な身体には十分すぎる予定だ。
朝一の日課になっている風呂の予約を取りに、ナースステーションへ。
足を引きずりながら歩いていると、看護師のKさんが驚いた声で話しかけてくれた。
Kさんはここ数日、シフトの関係だろうか自分の病室の担当になっていなかった。
数日ぶりに見た自分が二足歩行で歩いているのを心から喜んでくれたようだ。
Kさんは手術前の自分を見たことがないので、二足歩行の自分の姿を目にするのは
初めてだったと思う。
それにしてもKさんの喜び方がとても自然で、こちらも本当に嬉しくなってしまった。

回診の医師が8時半過ぎに病室に来た。
ヒザに貼ってあるフィルムを剥がし、抜糸が始まる。
ひざ上部の左右、ひざ下の内側の傷はまだ少し赤黒い。
全体的に瘡蓋になってきてはいるが、少しグズグズしているところもある。
ピンセットが糸を捕まえる感触がする。
傷口周りの神経はまだ少し痺れが残っているためか
金属の触れる感触、糸が引きずられる感触が想像と違う。
ピリピリとした痛みは1分程度続いた。

空を覆った白い雲が光を病室の奥まで回してくれている。
風は相変わらずものすごく強い。
窓ガラスが風でたわみ、その力がサッシを軋ませ小気味良い音を立てる。
不規則だけれど、不快ではない。
それにしても10日以上外に出ない生活が今までの人生であっただろうか。
ちょっと思い返すぐらいでは思い当たらない。

昼食後、ウトウトしているとリハビリの時間になってしまっていた。
そそくさと準備をして、2階のリハビリ室へと向かう。
エレベーターはナースステーションの前にあり、そこまでの移動もかなり難儀。
一昨日は土曜日の午前だったこともあり、
通院でリハビリを受けている人もいたけれども、
今日の午後は入院患者のみのようでリハビリ室はかなり空いていた。
ヒザ周りのマッサージ。
ヒザの周りの筋肉が痛みで強張り、意識しただけでは筋肉の力が抜けなくなっている。
かなりの力で揉みほぐされるが、痛いというよりも心地よい感覚だ。
次に電気で太もも内側の筋肉に刺激を与える。
電気が流れるタイミングに合わせて筋肉に力を加えて、ヒザのお皿を動かす。
ただ、ヒザは相変わらず腫れているので、お皿の動きは確認できない。
15分程度電気を流し続けると、足の筋肉をうまく動かせるようになった気がしてきた。
ベッドに腰掛け、床に置いた20cm程度の筒状のクッションを足裏で転がす。
ヒザの関節を少しずつ曲げる。90度近くなるとかなり厳しい。
一番厳しい姿勢でヒザを数秒キープし、休憩をするというサイクルを15分程度繰り返す。
ヒザを触るとかなり熱い。
これだけのことなのにあっという間に熱を持ってしまう。

病室に戻り氷のうをヒザにあてる。
冷たい感覚は全くしない。
それでもやっておかないと自分の体温が上がってきてしまうから始末が悪い。
夕方、家人がきてくれた。せっかくの連休を台無しにしてしまって心苦しい。
最寄駅のお菓子屋さんで買って来てくれたクレープを少し食べた。
甘いモノを食べるのも数日ぶり。
退院したら、家人と歩いて買いに行きたい。

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