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December 18, 2015

なんかよかったこと

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決してダラダラしているつもりもないのです。
完治していないヒザの煩わしさのせいで
万事が万事、すべてのことについて、もう一歩踏み込めない一年となってしまいました。
そう。気づいたら年末でした。
それでも、術後に比べれば足の経過はかなりよく、手術してよかったと日々感じています。

昨日の朝の話。
木曜日の朝は最悪の気分。
週も半ばを過ぎたのに、まだ二日もあると思うとどうしようもなく気が重い。
目が覚めて、朝食、着替えを機械のように済ませて最寄りの駅へ。
毎日のことですから、「電車」「車両」「ドア」は定位置。
それのどれかが乱れると、どうも落ち着かず、ソワソワしてしまいます。
どうやら大抵の世の人もそんな習慣でいらっしゃるようで
毎朝周りの顔ぶれはほとんど同じ。
どの人がどこの駅で降りるか、どこの駅からどの人が乗ってくるか。
自然と覚えてしまいます。

自分の乗る駅の二つ先の駅で必ず降りるおじさんがいます。
必ず降りるのはわかっているので、その方の前に立っていれば座れるのですが
その方の前に立つと、何故かすべての人がなんとなく睨みつけられる。
朝から何だかとても気分が悪くなります。
そしてイカツイルックスで足を広げて座っている。
そのせいで、隣の席が空いたとしても、おじさんの足幅のおかげで深く座れない。
等々、課題が多いため、しかも毎日のことですし、
そのおじさんの近くは避けるようにしていました。

昨日の朝、いつもと同じ電車、同じ車両、同じドアから乗車。
例のおじさんから少し離れた位置のつり革につかまりました。
自分の背後を人混みをかき分けて車両の奥へと進む父、母、娘の親子。
娘が母に、「手すりにつかまって!」と促す声。
その声とほぼ同時に、件のおじさんが「どうぞ!」と勢いよく立ち上がり、その母上に席を譲ったのです。
よく見ると母上は視覚障がいをお持ちの方でした。
見た目と普段の雰囲気からは想像できないおじさんの
紳士的な振る舞いに朝から感動。
最悪の木曜の朝が少しばかり爽やかに感じられた出来事でした。

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