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January 08, 2018

人と写真



新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

正月早々、素晴らしいポートレートを拝見しながら、人を撮ることについて、写真家の十文字美信先生とお話する機会があった。とても貴重な話を伺った。

モデルがこう見られたいと意図してポーズを決めている写真がどうしても好きになれない。そういう癖が自分にはある。気のせいかもしれないけど、そういう写真がものすごくつまらない。

カワイくとかカッコよくとか意識していないときにこそ、その人本来の姿がある気がするとでも言えばいいのか。そんな刹那を切りとることこそ、写真家の面白さではないかと常々感じていた。

十文字先生はその業を、本番直前直後の舞台俳優に対して数十年に渡り行なっているそうだ。役者の化けの皮を剥がさんと言えば大げさかもしれないが、写真家と役者の静かな対決が垣間見れる見ごたえのあるポートレートだった。

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