January 01, 2020

Infomation

(写真展開催)
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◯猪俣肇 写真展「something-invisible」
エプソンイメージングギャラリー エプサイト 〒163-0401 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1階
2017年8月17日(木)~9月7日(木)10:30~18:00
日曜休館:最終日は14:00まで

*アーティストトーク
北島敬三(写真家)× 猪俣肇
・日時:2017年9月2日(土)16:00 ~(約1時間)
・入場無料 予約不要
・お席に限りがございます。あらかじめご了承ください。
・詳細はエプサイトのホームページをご覧ください。
http://www.epson.jp/katsuyou/photo/taiken/epsite/info/gallerytalk_201707.htm

*本展はエプサイトの「スポットライト制度」に選出された展覧会です。

*スポットライト制度対象インタビューコメント
・エプサイトホームページ
http://www.epson.jp/katsuyou/photo/taiken/epsite/event/special/spotlight_20170630.htm

*在廊予定
・8月17日(木)終日
・8月18日(金)終日
・8月19日(土)終日
・8月23日(水)終日
・8月26日(土)終日
・9月 1日(金)終日
・9月 2日(土)終日(*16時よりトークイベント)
・9月 7日(木)終日(最終日)


◯特集記事
海外の写真サイト「LensCulture」にて作品を公開しています。
Ways of Seeing: On the Streets or from Your Kitchen Window(written by Jim Casper)


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(ホームページ)
Hajime Inomata Photography

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November 21, 2017

戯言




撮った写真について、言葉で説明しないといけない、
ましてや、その説明の内容で写真の何某かを判断するというのは、
やはり、無理があるんじゃないだろうか。

いくら言葉がうまくても、写真で勝負しなければ写真家ではない。

写真家が言葉の専門家やエンターテイナーである必要はない。
そういう雑味が排除されたところで、写真を見ないといけないんじゃないだろうか。
本質の部分がどんどん蔑ろにされている気がする。

丁寧に自分の写真を作り上げることに執着・集中しよう。



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November 20, 2017

無題

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September 18, 2017

reunite/time/depth

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小学校の同窓会があった。
それにしても、こういうことのまとめ役というのは、
生まれもっての才能を持った人がいるんだと常々思う。
そういう人には本当に頭が上がらない。
感謝の一言に尽きる。

卒業から30年が経ったので42歳。
月並みな表現になるけど、見た目はともかく、
みんな昔と変わっていない。
もちろん、見えない部分で
この30年にいろいろなことがあったはずなわけで。

大の人間好きな自分としては、
一人一人とっ捕まえてじっくり腰を据えて話をしてみたかった。
できれば1対1がいい。
日本酒でも飲みながら膝を突き合わせて、
涙をボロボロ流してしまうような話をするのが最高。
でも、極度の人見知りとひねくれた性格、
それに加えて、場が場だけに、
当たり障りのないところをくすぐるくらいの話しかできない。
懐かしさと嬉しさはあるけれども、
それより先の人生の深い機微に触れることはない。

そこまで胸襟を開いて話ができるのが友人だよなとか思っているから、
友達が少ないのかもしれない。
そんなことを考えながら家路に着いた日曜日の夜。

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September 10, 2017

revise

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アメリカの作家レベッカ・ブラウンさんと翻訳家の柴田元幸さんのトークイベントを拝聴。
レベッカ・ブラウンの「かつらの合っていない女(Woman In Ill-Fitting Wig)」の日本語訳版の出版に合わせたイベント。
画家のナンシー・キーファーが描いた極めて小さな肖像画を基に、
レベッカが自身のイメージを広げテキストを書いたもの。
レベッカが原文のテキストを読み、柴田さんが翻訳をするという形で幾つかの作品が紹介された。
柴田さんはレベッカの文体を
「この人の文章は音楽というよりほとんど呪文のようなリズムを持っている」
と評していたが、まさにそのとおりだった。
原文の英語は決して複雑な文ではないし、特別難しい単語を使っているわけではない。
非常にリズミカルにもかかわらず、深く重々しい内容を紡いでいた。
レベッカはテキストを書き出した後、そのreviseにかなりの時間を費やしているとのこと。
テクニカルなチェックはもちろん、
テキスト自体からハートが感じられるかを特に意識しているそうだ。
「アメリカには素晴らしいテキストを書く作家はたくさんいるが、ハートが無いものは響かない。」
という言葉が印象的だった。
それにしても、驚いたのは柴田さんの翻訳。
レベッカの原文のイメージを損なうことなく、見事に翻訳されていた。
素晴らしいものを体験した土曜日の昼下がり。

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September 07, 2017

”世界は僕の頭の中にある。僕の体は世界の中にある。”

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新宿のEPSONイメージングギャラリーepSITEで開催しておりました
写真展「something-invisible」は、本日無事会期を終えました。
3週間に渡る長期間の会期だったこともあり、多くの方に作品を見ていただくことができました。
本来ならば直接御礼申し上げたいところですが、この場を借りて御礼させていただきます。
ありがとうございました。

自身も経験しているのでよくわかるのですが、
社会で生活している人間が、
普段、自分の行動圏内にない場所へ出かけるとなれば
仕事や家族、友人との付き合い等々、
様々な調整が必要になります。
それはそれで、かなりの労力を要することです。
ギャラリーへお越しいただいた皆様に、
何某か感じていただけるものがあったならと切に願うばかりです。
また、残念ながらご覧いただけなかった方も、
気にかけていただいているだけで私は幸せです。

今回の写真展は私が日々撮り続けている写真から構成しました。
写真のとおり、今日も家に帰り、米を研いで、夕飯の支度をしました。
日々の生活は十分ドラマチックだと思います。
特別な場所に行ったり、
綺麗な人を探したり、
変態のフリをしなくても、
写真は撮れます。
もちろん、それらの作品も魅力的ですし、誰かがやるべきでしょう。
とはいえ、個人的にですが、
写真は現実の世界を撮るモノだと考えています。

「世界は広い」とよく言います。
でも、私たちがいうところの「世界」とは、
様々な手段で与えられた情報を
それぞれの頭の中で都合よく組み立てて、”想像しているだけ”ではないでしょうか。
定義のあいまいな「世界」に自身の人生を落とし込んで
つまらないとクダを巻いている場合ではありません。
私たちの人生は全員ドラマチックなのです。
自分の目の前に転がっているドラマを見過ごす術はありません。

写真撮ってみませんか?

在廊中、アメリカの作家、
ポール・オースターの「内面からの報告書」を読んでいました。
記憶に残った一節があります。

”世界は僕の頭の中にある。僕の体は世界の中にある。”

食事をすることや、呼吸をするのと同じように、写真を撮り続けます。
休んでいる暇はなさそうです。

またどこかで、私の写真を見ていただけたら嬉しいです。
ありがとうございました。

2017年9月7日 猪俣 肇

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September 05, 2017

EPSON Proselection Blogで写真展&トークイベントの様子が紹介されました

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EPSONのエプサイトのブログで写真展と9月2日のトークイベントの様子が紹介されています。
Epson Proselection Blog


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September 02, 2017

ライバルはいません

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写真展会期中の最後の土曜日が終了しました。
16時からの北島敬三先生とのトークイベントも先生の胸をお借りして
のびのびと写真についての自分の思いをお話しすることができました。
ご来場いただきましたみなさまありがとうございました。
心より御礼申しあげます。

北島先生の主宰するギャラリーphotographers' galleryで毎年発刊している
photographers' gallery pressという雑誌をご存知でしょうか。
ちなみに私はバックナンバーも遡り全部持っています。
その紙面の構成を見てみると、北島先生は写真と言葉で向き合おうと試行されている
稀有な写真家であることがわかります。
それと、北島先生のキャリア初期の写真に対する情熱は計り知れないものがあります。
森山大道さんやそのワークショップのメンバーと自主ギャラリー「CAMP」を立ち上げ、
現在のphotographers galleryへと移行していく動きの中で、数々の作品を発表されています。
写真への情熱は筆舌に尽くしがたいものであったと想像できます。

そんな北島先生に自分の写真と今回の展示までの取り組みが
どう見えていたかを直接伺うことができました。
総じて、もったいない言葉ばかりをいただくことができました。
本当に録画・録音していないことを後悔しています。(笑)
ウチの妻に至っては、あまりに嬉しくて泣きそうになってしまったとのことでした。(笑)
ともかく、今回の写真展は、自分の出来るベストを尽くしたかったのです。
もちろん、個人でやっていることですので制約もあります。
でも、写真に対する情熱だけは、惜しむことなく費やしたつもりです。
その本気度合いを、北島先生に評価していただけたのは本当に嬉しかった。
緊張からかいくらか疲れがありながら、この文書を書いていますが、ものすごい達成感があります。

自分の好きな写真を、好きなように、
他人のことなど気にせずに
全力で展示するというのは本当に気持ちがよいです。
みなさんも機会がありましたら是非。

トークイベント中に「ライバルはいますか」という質問をもらいました。
自分にライバルなんていません。
自分と向き合い、自分らしい写真をこれから死ぬまでどれだけ撮ることができるのか。
最近はそちらの方がよっぽど興味があります。
他の人にかまっている時間はありません。

それにしてもとても気分がいいです。
またこんな日があったらいいなと思う土曜日の夜。

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August 31, 2017

LensCulture NetworkGalleryに掲載されました!

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世界的な写真のWebサイトであるLensCulture NetworkGalleryに
今回の写真展「something-invisible」で展示している写真の一部と写真展情報が掲載されました!

LensCulture NetworkGallery


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August 30, 2017

アイディアをカタチにするまで・・・Zineについて

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今回の写真展に合わせて、展示作品の一部をまとめたZineを作成した。
実はこの制作にものすごい労力を使った。
なにより、とある友人の助けなしには実現しなかった。

Zineというのは、magazineがその言葉の由来。
図録というより、もうすこし手作り感の強いものというイメージ。
今回の展示写真でZineを作るならば、極力薄い紙に自分の写真を落とし込みたかった。
ものすごい薄い紙に、次のページの自分の写真が透けて見えてしまう。
「写真」というメディアの「儚さ」と「存在感」を併せ持つようなモノ。
綺麗な「写真集」ではそれは表現できない。
むしろある種の存在感を放つ「Zine」を作りたかった。
豪華だけれどもつまらない写真集。
流れるだけで記憶に止まらない電子メディア上の写真。
それらに対するアンチテーゼでもある。

日本全国の印刷屋に問い合わせたが、ことごとく断られた。
途方に暮れて頭に浮かんだのは、写真を通じて知り合った友人。
久しぶりの連絡にもかかわらず、
自分のアイディアに興味を持って話を聞いてくれた。
製作中に想定外のトラブルがあっても、妥協せず、納得のいくクオリティーで仕上げてくれた。
彼だからこそ、ここまで徹底して、作品を仕上げてくれたんだと思う。
たくさんの人に、手にとって見てもらえたらありがたい。

「special thanks : Suzuki Printing Inc.」

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